シミには様々な種類があり、それぞれに最適な治療法が異なります。
当院では皮膚科専門医の院長がシミの種類を判別し、最適な治療プランをご提示致します。
患者さんの予算・肌の状態に合わせ、患者さんのご要望に寄り添った最適な治療方法をご提案いたします。
もし肌トラブルが起きてしまっても、きっちりと治るまで責任を持って治療致します。
シミに関する質問から治療に対する不安まで、専門のスタッフがお悩みをお聞きいたします。
シミの悩みがありましたら、まずは当院までご相談ください。
シミ治療はレーザーを当てて終了、という訳にはいきません。普段からの紫外線ケア、保湿ケアが重要です。
川野皮膚科医院では、普段の肌のお手入れ方法から化粧品選びまでしっかりとサポートいたします。
当院では、患者様の肌状態に合わせたフルオーダーメイドの治療プランがございます。
『様々なシミが多発』している方にお勧め!
貴方だけのフルオーダーメイドの治療プランを提案します!
特徴1 効果が高い!
シミの種類に応じて、その日の肌の状態を医師がチェックし、毎回出力を選択するので、幅広い方に結果が出やすくなります。
特徴2 理想的な肌づくりをご提案します
肝斑(薄いシミ、くすみ)は強いレーザーを照射すると悪化してしまう可能性があります。
そのため、月に1回、適切な強さの照射によりシミ全体を薄くしていき、さらに肌を若返らせて理想的な肌を導きます。
特徴3 安心の定額料金
治療の中で高額なスポットレーザー照射、フラクショナルレーザー照射も実施しますが、コース料金に含まれています。
ベースの治療 |
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ピコトーニング(くすみ改善・メラノサイトの沈静化) |
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オプションの治療(肌の状態に合わせて医師が選択) |
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①ピコスポット(ダウンタイムあり/残ったシミやADMに) ②ピコフラクショナル(ダウンタイムあり/肌質改善・ニキビ痕に) ③ルビーフラクショナル(シミ・肌質改善に) ④ピコジェネシス(肌質改善・赤みに) |
※肝斑内服薬・外用剤(ハイドロキノン・トレチノインetc.)に関しては別途費用が発生いたします。
メンテナンスの為に、2~3ヶ月に1回来院することをおすすめします。
施術前
5回施術後
ピコトーニング5回(ピコスポットと合わせて150,000円) |
+
ピコスポット3回 |
+
肝斑内服6ヶ月(33,000円) |
施術前
5回施術後
ピコトーニング5回 (ルビーフラクショナル、ピコフラクショナルと合わせて150,000円) |
+
ルビーフラクショナル3回 ピコフラクショナル2回 |
+
肝斑内服6ヶ月(33,000円) |
ご相談は院長診療日にお願いいたします。
院長診療日は、受付時間・診療日をご確認ください。
一般的に一番多くみられるシミは紫外線の影響によるものです。
通常、肌は紫外線を浴びると、肌を守るためにメラニンという色素を出して防御しますが、加齢によってメラニンを分解する力が弱くなり肌に沈着してしまった状態がシミと言われるものです。
シミと一口に言っても、紫外線が原因のものから、遺伝性の要素が強いものまで人によって様々な原因があります。
シミは老人性色素班、そばかす、肝斑、ADMと呼ばれる4種類に大別されます。
「それぞれシミの種類によって治療法が異なるうえ、様々なシミが合わさっているケースがあるので、十分に経験を積んだ医師による診察を受けることをお勧めします。
当院では皮膚科専門医が、一人ひとりのシミの状態に合わせて、最適な治療法をご提案いたします。」
シミの原因は紫外線の刺激によってメラノサイトで作られたメラニンです。
通常は皮膚のターンオーバーによって体外に排出されますが、強い紫外線、加齢、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、遺伝等の原因により皮膚のターンオーバーのサイクルが乱れるとシミになってしまいます。
表皮は表皮細胞(ケラチノサイト)、色素細胞(メラノサイト)などからなり、厚さわずか0.1〜0.3ミリの中は4つの層に分かれています。
皮膚が太陽光からの紫外線にさらされると、表皮の一番下の基底層にあるメラノサイトが、シミのもととなるメラニンを作り出します。
表皮の一番下の基底層にある表皮細胞は日々分裂し新しい細胞が作られます。
それにしたがい、古い表皮細胞は徐々に押し上げられ、最後は角質に変化してアカとなってはがれ落ちていきます。
これが「皮膚のターンオーバー」で、およそ28日のサイクルで行われます。
紫外線を浴びて作られたメラニンも古い細胞とともにアカとなりはがれ落ちるので、通常の日焼けなら約1ヶ月後には消える仕組みになっています。
皮膚のターンオーバーが正常に機能している場合はメラニンがアカと共に正常に排出されますが、「強い紫外線」「加齢」「ストレス」「ホルモンバランスの乱れ」「遺伝」等の原因によりターンオーバーのサイクルが乱れて新陳代謝がとどこおると本来はがれ落ちるはずのメラニンも、そのまま滞って色素沈着=「シミ」となってしまいます。
シミは大きく分けて老人性色素斑、そばかす、肝斑、ADMがあります。それぞれ特徴がありますが、組み合わさったシミもあるため、経験を積んだ医師による正確な診断が重要になります。
当院では肌画像診断機(re-Beau 2)を導入しており、施術の度に毎回画像撮影を行い(無料)、肌の状態を正確に把握して最適な治療につなげています。
シミの中でも、最も多くみられるものです。長年紫外線を浴び続けた結果、メラニン色素が肌に沈着してしまうことによって起こるものです。
老人性と名がついていますが、過剰に紫外線を浴びることによって若い方にもみられることがあります。
主に紫外線を浴びやすい、手やほほにできる傾向があります。レーザー治療によく反応するので、治療の効果が大きいシミです。
1mmから2mmほどのポツポツとした小さな茶色いシミが顔の広い範囲に現れることが特徴です。
主に思春期によくできるシミで、多くは鼻から徐々に広がっていく遺伝的な要素が強いシミです。
若いうちに治療し、その後の紫外線ケアをキチンと行えば、再発の可能性が少ないため、出来るだけ早期の治療をお勧めします。
左右両側に広がってできることが特徴のシミです。30~40代によくみられるシミで、他のシミと一緒に現れることが多いシミです。
治療法としては、高出力のレーザーを当てると悪化してしまうため、内服薬と外用薬でじっくりと時間をかけて治療することが求められます。
他のシミを併発している場合には、まずは肝斑の治療を優先します。
肝斑と同じく左右両側に広がってできることが特徴ですが、厳密にいえば、アザの一種です。
肝斑と異なり、やや青みがかって見える傾向があります。肝斑との判別は難しいですが、20代前後から左右対称にできることが多いため、シミが何歳ころから発生したかが一つの判別の基準となります。
皮膚の深部にできるため、老人性色素班のように一気に色が薄くなりにくく、結果が出るのにある程度時間がかかります。
シミ治療には外用、内服、レーザーによる治療と様々な選択肢がありますが、近年、高いピーク強度と短いパルス幅に特徴を持つピコ秒レーザーが市販され、ピコ秒レーザーによるシミ治療が注目を集めています。
ピコ秒レーザーによる治療ではダウンタイムが少なく、シミを取り除く高い効果が示されています(患者様によって効果に差はあります)。
当院でもイタリアQuanta社のDiscovery Pico+というピコ秒レーザーを導入しており、シミ治療の一選択肢として患者様にご提案しています。
医療脱毛でレーザーが使われるため、ご存知の方が多いと思いますが、レーザーは通常の光とは異なり、その平均強度が非常に強い光です。ただし、脱毛で使われるレーザーはスイッチをon-offしない限り連続的に出力が続きます。そのため連続光とも呼ばれます。
それに対しピコ秒レーザーはレーザーの出力されている時間がピコ秒という非常に短い時間に凝縮されているレーザーです(パルス光と呼ばれます)。そして、この短い時間にレーザーの出力が凝縮されているため、通常のレーザー(連続光)と比較してピーク強度が非常に強いという特徴があります。
当院では厚生労働省承認機器であるイタリアQuanta社のDiscovery Pico+というピコ秒レーザーを用いています(承認番号:30200BZI00018000)。
本機器は3波⾧(1064nm、532nm、694nm) を搭載しており、これらの波長に特異的に反応する病変に適切な波長を選択し、パルス幅、フルエンス(レーザー強度)、およびスポットサイズを組み合わせることで効率的且つ幅広い治療が可能です。
ピコ秒レーザーが登場する以前のシミ治療ではナノ秒レーザーが主に使われていました。ナノ秒レーザーはレーザーの出力時間がピコ秒よりも約1,000倍長いレーザーです。このナノ秒レーザーがシミに照射されるとシミがレーザー光を吸収しメラニンの温度が上がります。その結果メラニンが熱的に破壊されます。
これに対し、ピコ秒レーザーを照射した場合はナノ秒レーザーと異なる原理でメラニンが破壊されます。
まずピコ秒レーザーをメラニンに照射した場合もナノ秒レーザーを照射した場合と同様にメラニンの温度が上がります。
しかしながらピコ秒レーザーはナノ秒レーザーよりもピーク強度が非常に強いため温度の上がり方が爆発的です。
しかも照射時間がピコ秒という非常に短い時間のため、周囲に熱が伝わるよりも早く、局所的な爆発的温度上昇に伴うメラニンの体積変化によって生じる光音響波(物質の振動による衝撃波のようなもの)が周囲に伝搬しメラニンを粉砕します。
つまりナノ秒レーザーよりもメラニンが細かく破壊されます。細かく破壊されることによって皮膚のターンオーバーによる体外への排出もナノ秒レーザーと比較して速やかに行われます。
また、ナノ秒レーザーのようにシミの周囲の肌組織に熱が伝搬しないので(ナノ秒の1000分の1の時間、つまりピコ秒しかレーザーを照射していないため)、熱による肌組織の損傷が少なくダウンタイムが短いという特長があります。
ピコ秒レーザーの性質(強いピーク強度、短いパルス長)を生かした施術はピコトーニング、ピコスポット、ピコフラクショナルの3つあります。
ピコトーニングはパワーを弱めて全体的に照射、ピコスポットは局所的に照射、ピコフラクショナルは点状に照射し、それぞれ対象となるシミの種類と効果が異なります。
ピコトーニング
【効果】
お顔全体に弱いパワーのピコ秒レーザーを照射してメラニン色素を破壊し、肌を明るくトーンアップさせます。
【副作用・リスク】
痛みや赤み、熱感、肝斑の悪化、白斑、色素沈着、毛嚢炎
【料金(税込)】
8,900円/回
ピコスポット
【効果】
目立つシミやソバカス、ADM(アザ)などの色素を、強いパワーのピコ秒レーザーで照射し、衝撃波で粉砕して目立たなくします。
【副作用・リスク】
痛みや赤み、熱感、肝斑の悪化、白斑、色素沈着、毛嚢炎、水疱形成
【料金(税込)】
13,000円(スポットサイズ1cmまで)
24,000円(スポットサイズ2cmまで)
33,000円(スポットサイズ3cmまで)
ピコフラクショナル
【効果】
ピコ秒レーザーを特殊なレンズを用いてフラクショナル(点状)に照射し、小ジワやニキビ跡、毛穴の開きを目立たなくします。
【副作用・リスク】
痛みや赤み、熱感、発疹、瘢痕、軽い出血、白斑、色素沈着
【料金(税込)】
9,900円/回
弱いパワーのピコ秒レーザーを肌に当ててメラニンを少しずつ分解・排出していく治療方法のことです。ピコ秒レーザーではない通常のレーザーや光治療では悪化してしまいやすい肝斑の治療に効果的であるとされています。
そのほか、肌全体のくすみを取り除いて、高いホワイトニング効果を実現することができます。
ピコトーニングは、1回の施術でも肌がワントーン明るくなるなどの効果を感じていただけますが、シミ・そばかすの治療効果を実感していただくためには、複数回の治療が必要です。
「肌質の改善」を特にご希望の場合、ピコトーニング、ケミカルピーリング、エレクトロポレーションがセットになったコースがございます。
ピコスポットとは、高出力のレーザーパワーでシミの元となるメラニンを光音響効果による衝撃波により破壊する治療方法です。
ピコトーニングよりもレーザーパワーが高出力な分、痛み・ダウンタイムはありますが、ほとんどの場合、1回で治療が完了します。注意点として、肝斑と呼ばれる種類の薄いシミには、悪化のリスクがあるので、スポット照射はできません。
ピコフラクショナルは、ピコ秒レーザーを使用し、目に見えない程の点状の微細な穴を皮膚に開けます。
レーザーを当てられた皮膚は肌の再生力によってコラーゲンやエラスチンの生成を促進し徐々に新しい皮膚細胞に入れ替わっていきます。
その結果、ニキビ跡、毛穴の開き、肌のハリ・小じわなど、肌の凹凸や肌質の改善効果が期待できる治療法です。
また、従来のフラクショナルレーザーと異なり、ピコ秒レーザーは衝撃波によって微細な穴を皮膚に開け、熱発生がほどんどないため、肌表面のダメージが少なく、痛みもダウンタイムも最小限に抑えた施術が可能になりました。
シミ治療にはピコ秒レーザーによる治療以外にフォトフェイシャルやレーザーフェイシャルによる治療があり、個人個人のシミの状態によって適切な選択をすることになります。
アレキサンドライトレーザーはシミの原因となるメラニンと反応するレーザーです。
治療の対象となるシミやくすみ、毛穴のメラニン色素にレーザーを照射することで起こる熱エネルギーにより、シミやくすみの原因となっているメラニンを破壊します。
当院ではシネロン&キャンデラ社のジェントルレーズを使用しています。
ジェネシスモードではロングパルスYAGレーザー(1064nm,マイクロ秒)を照射し、細胞を刺激することでコラーゲンのリモデリング、新しいコラーゲンとエラスチンの生産を促進し肌のハリ、小じわ、毛穴の引き締めを行います。
またルビーフラクショナルではメラニンに選択的に吸収されやすい波長のルビーレーザーを用いて行うシミやあざの治療を行います。
代表的なフォトフェイシャルの施術の流れをご紹介いたします。
医師が肌の状態を見てシミの状態の判別を行い、最適な治療方針を提案いたします
施術の前にメイクを落としていただきます。
施術を行います。輪ゴムではじかれたような痛みがあります。
フォトフェイシャルにはダウンタイムがありません。当日からメイクをしてお帰りいただけます。
Q | 施術は痛いですか? |
A | フォトフェイシャル、レーザーフェイシャル共に強い痛みはありません。 輪ゴムでパチっとはじかれたような痛みだけなので、痛みに弱い方でも安心して施術を受けられます。 |
Q | アザになったり、やけどになったりしませんか? |
A | 確かに高出力のレーザーを使用している以上、肌がレーザーに負けてしまい火傷をしてしまうリスクは常に付きまといます。 当院ではそのようなリスクを最小限に抑えるために、肌の状態に合わせてレーザーの出力の調整・肌を保護するジェルの塗布を行っています。 メラニンに反応するレーザーの特性上、日焼けをしている方の施術はお断りさせていただく場合があります。 |
Q | すぐに効果が出ますか? |
A | シミの種類にもよりますが、フォトフェイシャルでしたら、1回でもある程度の効果を実感できます。 レーザーフェイシャルに関しては、1回ではなかなか効果を実感するには至らず、5-6回施術を受けることで、はっきりとした効果が出たとおっしゃる患者さんが多いです。 また、施術を受けたから安心と普段の紫外線ケア・乾燥ケアを怠ると施術の効果が長持ちしないので、普段からの肌ケアも十分に行ってください。 |
Q | その他に気を付けることを教えてください。 |
A | 出来るだけ施術当日はメイクをしていない状態でおこしください。 診察にするにあたり、メイクをしていない素肌の状態を見る為です。 施術の総合計時間も短くなりますので、ご協力をお願い致します。(院内にも洗顔スペースがございます。) |